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【症例】アンバランスになった前歯のセラミックやり変え治療

2026.01.08
| 治療内容 | セラミック治療 |
|---|---|
| 期間 | 3ヶ月 |
| 治療回数 | 10回 |
| 費用(施術当時の料金) | 660,000円(税込) |
治療前の状態・主訴
今回の患者様は60代の女性の方です。
他院にて、約2年前に前歯のセラミック治療を受けられましたが、「前歯がとても細くなってしまい、形が合わない」とのお悩みで来院されました。実際に拝見させていただくと左右の歯の本数が異なっており、左上の2番目の歯がとても小さくなっている状態でした。以前通われていた歯科医院では、「これを治すには前歯全てを削らないといけないからうちでは対応できない」と断られてしまったとのことでした。
今回は歯を削ってもいいので審美的に改善をして、しっかり笑えるようになりたいとのご希望でした。
最初に前歯のスペースと歯の本数に着目しました。左上顎では一本抜歯をされていて、歯の大きさとスペースにアンバランスを起こしている状態でした。



こちらの点を改善し、審美的な見た目を整えることを目標に、今回の治療計画を立てていきました。ただし、この治療を行うためにはご自身の天然の歯を一部削る必要があります。そのため、まずはお口の中の型を取らせていただいて、模型上で何度もシミュレーションを行いながら、仕上がりや歯への影響を慎重に確認していきました。
治療詳細
今回、まずはお口の中の型取りを行い、模型を作成し、その模型上でワックスを用いて完成後の形態を作成しました。


こちらは、患者様ご本人に確認していただき、完成後の大まかなイメージを伝えさせていただきました。当初は前歯4本で作成する予定だったのですが、右上の2番目の歯の形態も変えていきたいとのことで、そちらも含めて形態の調整を行いました。
こちらで2回ほどコンサルテーションを行い、問題がないとのことでしたので仮歯の作成に移りました。
模型上でワックスアップした形と同じ形になるように仮歯の作成を行いました。当日は局所麻酔を行い、古い被せ物を外して歯の形態を整え、その日のうちに仮歯をセットしました。その後、2週間ほど仮歯を使用していただき、歯の長さや発音などを再度確認をさせてもらいました。
今回の仮歯は左上の2本しかないので、やはり犬歯の形態が目立ってしまうのが課題でした。患者様としっかりとお話をさせていただき、左上の犬歯をもう少し右上の2番目の歯の形態に近づけて違和感をなくすような調整を行いました。お口の中で仮歯を少しずつ調整し鏡で確認をさせていただきながら慎重に進めていきました。
最終的にご納得いただけましたので、改めて型取りを行い、仮歯の形態も記録し、同じように作成をしてもらうように技工士さんへ依頼しました。色合いは、極力天然の歯に近づけていきたいとのことでしたので、右上に残っている犬歯を基準にして色合いを決めました。その後、最終的な被せ物をセットし、確認していただきました。
治療後の様子


今回は歯の本数が一本少ないため、その部分をいかに目立たないように自然に見せるかがポイントでした。当初は「もっと多く歯を削って全て合わせた方が良いのではないか」と心配をされていたのですが、最低限の削除で治療を終えることができました。治療後は、色合いや形も問題なく発音なども大丈夫とのことで大変喜んでいただきました。最終的にマウスピースを入れさせていただいて治療完了となりました。
主な副作用・リスク
・予後を完全に保証するものではありません
・自由診療での治療となります
・歯の萌出方向・残っている量によっては神経を取らないといけないケースがあります
・治療終了後にしみる症状、咬むと痛いなどの症状が出る場合があります
ジルコニアセラミックは色彩表現や機能に優れています
ジルコニアセラミックは金属を全く使わない素材のため、天然歯特有の透明感や自然の色合いの再現が非常に優れています。また、セラミックもジルコニアも非常に汚れが付きにくく、今回のような少し変則的な形態にも柔軟に対応することが可能です。もし今回の治療を健康保険内の素材で行った場合、汚れが溜まり、将来的に虫歯になり抜歯の選択となるケースが多いです。
みらい歯科で使用しているジルコニアセラミックはデンタルビジョンという馬車道アイランドタワー歯科に隣接する技工所の方が作成してくれています。色調再現は技工士さんのテクニックとセンスに依存するので、今回のような多数歯にわたるケースはいつも助けられています。
もし前歯で気になることや、お悩みがあるようでしたら審美の無料相談も受け付けております。いつでもお気軽にお問い合わせください。
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【症例】前歯が噛み合わない状態に対しジルコニアセラミックを用いて審美的・機能的に回復|みらい歯科
みらい歯科 院長 出口 真太郎
