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走ると上顎にひびく痛みについて

みらい歯科|走ると上顎にひびく痛みについて|アイキャッチ画像

2023.04.10

こんにちは、みらい歯科衛生士の遠藤です。

みなさんは「走ると歯にズキっとした痛みを感じる」という経験はありませんか?もしかしたらそれは歯に存在する虫歯や歯周病などが原因かもしれません。

走ると歯や上顎が痛いのは虫歯が原因だった!?

私自身、走った時に歯が痛いと感じたこと、痛みは日に日に増していきました。小走りするだけで痛くなってきたので、ドクターに相談したところ「副鼻腔炎なのでは?」と言われレントゲンを撮ってみたところ、異常は特になし。歯を見ても異常はなし。

そこで「マイクロスコープ」と呼ばれる、肉眼では確認しにくい歯の表面の凹凸や歯の根管まで確認できる顕微鏡で見てもらったところ、上顎の小臼歯と小臼歯の間に虫歯があったのです!その虫歯は細いながらも深部まで到達していて、神経の近くにまで進んでいました。

丁寧に虫歯を取ってもらった結果、治療後からひびくような歯の痛みはすっきり消えたのです。こうやって日常の苦痛から解放されると「虫歯の治療ってすごい!」と心から思いますね。

 走ると歯や上顎が痛くなる原因にはどんなものがあるの?

走ると歯が痛くなる原因は、虫歯以外にもいくつか考えられます。

歯科疾患

虫歯に加え、歯周病や歯の欠けなどが原因で歯が痛むことがあります。

歯周病は、歯と歯肉の間に細菌が繁殖して炎症を引き起こす病気であり、歯が揺れたり、痛むことがあります。歯の欠けや虫歯は、歯にダメージが加わって歯髄(神経)が刺激されたり、炎症を引き起こすことがあります。

顎関節症

顎関節症は、顎の関節や筋肉の問題によって引き起こされる症状で、ランニング中にも症状が現れることがあります。顎の動きが制限されたり、歯の周りの顎の痛みや音がすることがあります。

対処法としては、ストレッチやマッサージを行い、筋肉をほぐすことが効果的です。また、デンタルマウスピースを使用することで、顎にかかる負荷を軽減することができます。

上顎洞炎

上顎洞炎は、上顎の空洞部分が炎症を起こした状態です。ランニング中に上顎洞炎がある場合には、痛みや圧迫感があらわれ、歯や顎に痛みを感じることがあります。

走ると歯が痛い場合は、虫歯を疑って歯科医院に受診しましょう

みらい歯科では、マイクロスコープを使った根管治療を日常的に行っています。

「他院で根管治療をずっとしているけど、痛みがなかなか引かない」という方も受診されます。マイクロスコープによる精密検査により、虫歯が歯の中で一体どうなっているのかや、痛みの原因が何なのかが発見できるのです。

顎周りにずきっとした痛みや違和感を感じたら、一見関係なさそうでも歯の疾患が原因である可能性があります。もし心当たりがある方は、是非みらい歯科まで一度ご相談ください!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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