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歯ぎしりや顎関節症には「スタビライゼーションマウスピース」

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2023.04.18

みなさんこんにちは、みらい歯科です。

今回は、「スタビライゼーションマウスピース」をご紹介します。

 

スタビライゼーションマウスピースとは

スタビライゼーションマウスピースは、「全歯接触型スプリント」とも呼ばれる、上下の歯に装着するマウスピースです。顎関節症や歯ぎしり、食いしばりなどの症状を緩和するため、そして、顎関節症の治療にも使用されます。

スタビライゼーションマウスピースは、上下の歯全体に均等に圧力をかけるため、咬筋の緊張を和らげ、歯ぎしりや食いしばりによる、歯や歯周組織の損傷を予防します。「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースもありますが、歯ぎしりなどの症状が酷いと、負荷に耐えきれず破損してしまう場合もあります。

その点、スタビライゼーションマウスピースは分厚くて頑丈なので、ナイトガードではカバーしきれない方にも使っていただけます。

 

顎関節症の治療にも有効

顎関節症とは、顎関節(下顎骨と頭蓋骨の接点)の機能障害によって起こるものを指し、歯ぎしりや食いしばりによる諸症状も含まれます。次の項目に心当たりがある方は、顎関節症の可能性があります。

・痛みや張り感がある
・口を開けたり閉じたりすると痛みがある
・食べ物を噛むと違和感がある
・そもそも口の開閉がしにくい
・顎から異音がする(クリック音、カクカク音など)
・偏頭痛、頭痛、めまいがする など

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顎関節症の原因は、歯ぎしりやストレス、咬み合わせの不調、顎関節の変形や炎症、筋肉の緊張、姿勢など、多岐にわたります。複数の要因が重なっていることが多く、日頃の習慣も関わっているので、年齢を重ねていくと症状が重くなる場合もありまます。

そんな顎関節症の治療方法は、原因に応じて、薬物療法、物理療法、手術などいろいろありますが、スタビライゼーションマウスピースの装着も有効です。噛み合わせを安定させたり、顎や筋肉への負荷を下げたりすることで、顎関節症の改善を目指します。

なお、スタビライゼーションマウスピースの素材には、プラスチックやセラミックなどが使用されます。使用期間は、患者さまそれぞれの状態によって異なりますが、通常は数ヶ月から数年程度とされています。

 

みらい歯科では、歯ぎしり、食いしばり、顎関節症で悩む方への治療も行なっています。これらの症状は、放っておくとお口だけではなく、骨格の歪みや腰痛、肩こり、頭痛など、身体全体に影響を及ぼすため、早めの治療が大切です。

お口のことでお悩みの方は、みらい歯科へお気軽にご相談ください。

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